« ブログのトップページに戻る

海外のECサイトマーケット情報

   投稿者 : 2016年12月19日 By

イメージ画像

海外のECサイトを運営している会社、そしてそのマーケットシェアはどうなのか最新の情報をまとめてみた。
まず、昨年度2015年10月の結果は次の図の通りで、1位がWooCommerce、Magnentoが2位であった。結果的に両社のマーケットシェアで約半数となり、この2社が独占していると思われる。

グラフ01

グラフ:2015年の海外ECプラットフォーム市場シェア

 

●2016年 海外ECサイト市場シェアの推移

推移グラフ

さらに、2016年の最新のマーケットシェアを見てみると上記の図の通り、Magento とPrestaShopは比較的安定、Shopfy急成長している。 WooCommerceはやや減退気味、また、VirtueMartやZen Cart osCommerceは伸び悩んでいる状況である。
このECサイトの違いは何なのか?マーケットシェアの決定的な要素なのかを調べてみた。この分析はトップ5位のECサイトからランダムにメインデータの中から1%のサンプルを抜き出したものを分析資料とする。
そのトップ5位のサイトとはShopify, Prestashop, Magento CE, Mangento EE, Woocommerceである。 MaMagento CE とMagento EE はターゲット顧客が違うため分けている。

 

●各サイトの使用している言語は何か?

使用している言語のグラフ

まず、使用可能な言語は英語である。 およそ59%が英語をメインに使用しているという結果が出ており、スペイン語が8%、フランス語が7%となっている。
上記のグラフはそれぞれサイト上の使用言語の比率について色別に分けられているが青色の部分は英語率を表しているが、圧倒的に多い事がわかる。
さらに、Prestashopの英語率はわずか4%であるが、多言語をメインに扱っているサイトである。このショップの運営は英語圏がメインではなく、フランス語やスペイン語、ポーランド語である。

【使用されている言語の比率】

  • 英語 – 59%
  • スペイン語 – 8%
  • フランス語 – 7%
  • ドイツ語 – 5%
  • イタリア語– 3%
  • ポーランド語 – 2%
  • ロシア語 – 2%
  • ペルシャ語 – 2%
  • ベトナム語 – 1%
  • その他 – 11%

 

●各サイトの国別の利用割合は?

国別利用割合のグラフ

上記のグラフを見ると、Shopifyは唯一英語圏の国だけをターゲットに展開しているようである、インドは英語のストアを好む傾向にあるらしい。
Magento CE を見ると様々な国で利用されている事が分かる、この会社はアメリカにあるが、アメリカでのシェアは14%、その中でもアメリカの起業家達がこのサイトをメインに利用しているらしい。
さらに、PrestaShopはヨーロッパに特化したECソフトで70%の利用会社がヨーロッパ大陸に集中している。

【各サイトの国別のシェア率】

  • アメリカ – 27%
  • イギリス – 10%
  • インド – 7%
  • スペイン – 5%
  • フランス – 5%
  • ドイツ – 4%
  • カナダ – 3%
  • オーストラリア – 2%
  • メキシコ – 2%
  • イラン – 2%
  • 他国 – 32%

 

●各サイトの製品販売シェアは?

各製品別のシェア

さらにどのような製品が販売されているのか、ECサイト5社をまとめて製品をセグメントごとに分けてみた。
上記の図を見ると、どのサイトでも服飾・アクセサリー系が最も売れている商品とみられる。また、電化製品も定番だが、他の商品はそれぞのサイトで特徴があるようだ。
Shopify, Magento EE, PrestaShop, Magentoに関しては商品の販売が主で、WooCommerceはサービス、情報に関するシェアが大部分を占めている事が特徴だ。

【製品販売の割合】

  • 衣服アクセサリー – 14%
  • 電化製品 – 8%
  • スポーツ用品 – 6%
  • 情報 – 6%
  • マーケットプレイス – 4%
  • ソフトウェア – 4%
  • 化粧品 – 3%
  • 家具 – 3%
  • コンサルティング – 3%
  • 本– 3%
  • 貴金属、ジュエリー – 3%
  • 他の製品 – 44%

 

●各サイトの平均商品価格

平均商品価格グラフ

上記のグラフでは、全体の平均商品価格は214ドル、Shopify, PrestaShop, WooCommerceに関しては平均より低く82~180ドル、さらに Shopifyは160%も他と比べて商品の平均価格が低いのが特徴。
最も高いのはMagento EEであった。 Magento EEは法人をターゲートにしていることも理由に挙げられる。

 

●各サイト内容まとめ

各サイトのまとめ

Shopify は最も低い価格帯商品を幅広く英語のみで展開しているサイトだということ、そしてアメリカではShopifyは様々な商品を扱っていることが多く、主に服飾、電化製品である。
PrestaShop ヨーロッパで人気が高く、ヨーロッパの様々な言語での取引が可能。
平均価格は他社よりも低めで電化製品、服飾、アクセサリーと扱っている。WooCommerce は情報、サービス、コンサルティング業が多いが、平均価格よりもやや低め。
アメリカで人気が高く英語がメインである。Magento CE は様々な言語、国、商品が販売されていることが特徴だ。 価格は平均よりやや高め。
Magento EE は法人専用のサービスが主で、アメリカをベースにしたサイト経営者に人気がある。

 

参考サイト:https://blog.aheadworks.com/2016-ecommerce-platforms-analysis-and-comparative-report/

関連する記事

海外販売に関する補助金・助成金情報(2018.April)... 2018年も4月、企業で言えば入社式、新年度のスタート。小中学、高等学校では入学、新学期のシーズンに入った。 今月も4月の最新の補助金、助成金情報をまとめてみた。 補助金・助成金とは国や地方自治体から民間企業へ資金支援する返済不要のお金である。 補助金と助成金の違いは、補助金には予算があ...
ディバイス毎のWebブラウザシェアは? 2016-6月... デスクトップのブラウザシェア争いは世界的にはGoogle Chromeがシェアを独占してるが、2位争いにも変化が見られた。ひと昔前までは首位独走だったInternet Exploerが徐々に下降し、前回まで3位だったFirefoxが追いつき、ついには追い越されるという事態になっている。 今回...
越境ECで海外発送する際のポイント 海外に商品を発送するには日本郵便のEMSや、ヤマト国際宅急便、FedEx、DHL、UPSなどを利用するのが一般的である。その他にも、海外に商品発送する代行サービスを利用すれば、配送に関する不安を軽減されるだろう。 今回はこの海外に商品を発送する際のポイントについて見ていこう。  ...
経済産業省が発表! 2015年のEC市場調査結果... 経済産業省は6月14日、 「平成27年度我が国情報経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備」 (電子商取引に関する市場調査)の結果を発表した。内容は日本の電子商取引市場の実態、日米中3か国間の越境電子商取引の市場動向についての調査結果である。 今回はこの結果を元に国内のEC市場や越境EC市...
ヨーロッパで化粧品が売れる? 今後、海外で何が売れるのか?外国の事情が分からないと予測が難しいものである。常に現地のマーケットの動向をチェックしなければならない。女性にとって気になる化粧品、毎日のスキンケアや健康、ビューティ商品は、誰しもが興味あり、試してみたいもの。これは全世界共通である。今回、大手マーケティング会社ATカ...
越境ECの関税はどうなってるの? 10月5日(月)TPP「環太平洋パートナーシップ協定」の交渉が大筋で合意に至った。この協定締結後には関税率が大きく変わることが予想される。 近い将来、特に参加12カ国のなかでもアメリカ、オーストラリアなどでは扱う物品、商品により現時点より関税率が低く統一されることになるので、海外販売を行って...

タグ: , , ,

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

今なら海外展開の為の成功BOOKを無料ダウンロードできます。是非この機会にお読みください。