夏と秋の境目とした季節である9月 は別名、長月(ながつき)とも呼ばれる。
9月は暑さも落ち着き、少しづつ夜が長くなる「夜長月(よながつき)」から、別名、長月になったと言われている。
今回の補助金・助成金情報は、トピックとして国が支援する「ものづくり補助金のグローバル型」を取り上げた。
その他では、国や地方自治体が支援する「ECサイト構築を支援する」、「インバウンド事業を支援する」、「販路開拓を支援する」最新の補助金・助成金情報について整理した。
9月も「販路拡大を支援する補助金・助成金」の新規案件が多く公募されている。ご確認いただき、活用していただければ幸いである。
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」は、中小企業・小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するものである。
支援内容には、「一般型」と「グローバル型」があり、ここでは「グローバル型」について紹介する。
「グローバル型」は、中小企業者等が海外事業の拡大・強化等を目的とした「革新的な製品・サービス開発」又は「生産プロセス・サービス提供方法の改善」に必要な設備・システム投資等を支援するもとのなっており、①海外直接投資、②海外市場開拓、③インバウンド市場開拓、④海外事業者との共同事業のいずれかに合致することが求められる。
国内事業と海外事業の双方を一体的に強化し、グローバルな製品・サービスの開発・提供体制を構築することで、国内拠点の生産性を高めるための事業であること。
国内に補助事業実施場所を有し、製品等の販売先の2分の1以上が海外顧客となり、計画期間中の補助事業の売上累計額が補助額を上回る事業計画を有していること。
国内に補助事業実施場所を有し、サービス等の販売先の2分の1以上が訪日外国人となり、計画期間中の補助事業の売上累計額が補助額を上回る事業計画を有していること。
国内に補助事業実施場所を有し、外国法人と行う共同研究・共同事業開発に伴う設備投資等であり、その成果物の権利(の一部)が補助事業者に帰属すること(外国法人の経費は、補助対象外)
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