5月に入った。今年のGWは昨年同様、コロナ禍で外出自粛を求められたが、観光地では昨年より、多くの賑わいを見せたようだ。
日本政府の緊急自体宣言を発令したり解除したりする、現状コロナ対策では、到底コロナ収束は早まることは無く、このまま行くとオリ・パラも危うい状況が見える。
5月の補助金・助成金情報は、企業の海外展開を国が支援する「JAPANブランド育成支援等事業」やECサイト構築を支援するもの、インバウンド事業を支援するもの、さらに、企業の販路拡大を支援する補助金・助成金などの最新情報をまとめた。
5月は、販路拡大を支援する補助金・助成金の新規募集が多くなっている。ご確認いただき、活用していただけると幸いである。
中小企業庁は4月15日、令和3年度「JAPANブランド育成支援等事業」公募を開始した。
この事業は、海外展開やそれを見据えた全国展開を検討している中小企業者を支援するもので、具体的には、中小企業者の新商品・サービスの開発・改良や、新たな取引先の開拓・契約のために必要となる経費の一部を補助するものです。
越境ECを構築し海外に販路を拡げたいと考える、日本のブランド、メーカー事業者にとっては、有効な補助金制度となるので、応募する価値は高いだろう。
今年の公募には、中小企業庁が選定する「支援パートナー」の活用が必須とある。
公募要項には、「実力のある支援パートナーと、海外展開などを目指す中小企業のマッチングを重視する」とあり、支援を受けたい海外展開などを目指す中小企業は、「支援パートナー」を選択する必要がある。
「支援パートナー」とマッチングでき、かつ、審査に通った海外展開などを目指す中小企業へ補助が実施される。
中小企業庁としては、「支援パートナー」を活用することにより、「JAPANブランド育成支援等事業」による支援を一過性の取組に終わらせずに、継続的に海外展開を広げて行くことを狙いとしている。
「JAPANブランド育成支援等事業」を活用した「今治謹製」は、世界に向けて積極的に「今治タオル」発信し、タオルを代表する世界的なブランドとしての地位を構築した。
平成18年~20年度に補助事業を受け、新聞雑誌などの取材が劇的に増加したことにより「今治タオル」の活動が全国的に知られるようになった。
イタリア等の海外の貝本市にも積極的に出展しており、柔らかさや織りの技術、デザインが世界的に高い評価を受けている。
海外展開を目指す中小企業 等
500万円以内(下限200万円)
1、2年目:2/3以内
3年目:1/2以内
令和3年4月15日(木曜日)~令和3年7月15日(木曜日)17時まで
https://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/chiiki/japan_brand/2021/21041502Jbrand-koubo.html
中小企業庁 経営支援部創業・新事業促進課
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タグ: インバウンド, 助成金, 海外展開, 海外販売, 補助金, 越境EC