押さえておきたい! リスティング広告の基本

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「ECサイトショップの品揃えも充実してきたことだし、もっと集客率をのばし、売上をアップしたい!」または、「なにか商品広告を出したいけど。ECサイトの商品広告はバナー広告が王道かな?」といった方におススメなのがリスティング広告だ。
ECサイトは集客から販売までネット上で完結できるため、数値で管理できるリスティング広告との相性は良い。キーワードを選び、広告文を作成し、URLを設定すれば、ユーザーからのアクセスは確実に増やしてゆくことができる。
今回はこのリスティング広告=検索連動型広告について整理してみた。

 

1.そもそもリスティング広告って何?

 

リスティング広告とはGoogleやyahoo!等が提供している検索連動型広告であり、簡単に言うとユーザーが検索エンジンで検索した結果に連動して表示される、クリック課金型の広告である。
ユーザー自らキーワードで検索しているため、欲しいものだったり、知りたい情報だったり、ユーザーが欲しているものが明確で、顕在層のターゲットに対してアプローチできる広告である。
主なものにはyahoo!の提供する「スポンサードサーチ」とGoogleの「Adwords」がある。

リスティング広告例

 

2.リスティング広告のメリット6つ

 

2-1.新規顧客の流入が増加する

ユーザーには新規顧客とリピーターの2種類ある。新規顧客のほとんどは検索エンジンを通じて流入している。キーワードにヒットした場合、リスティング広告は検索結果の上部に表示されるので目につく確率が増え、サイトへの誘導も確実に行える。

 

2-2.モチベーションの高い顧客を呼び込むことが可能

検索エンジンにキーワードを入力するユーザーはキーワードに関する情報を見たい、知りたいという能動的ユーザーである。検索結果に示された内容には強い関心をもっている。
そういったユーザーに向けての広告であるリスティング広告は、上位に表示されるのでクリック効果は高いといえる。

 

2-3.料金にかかるリスクが低いリスティング広告

広告というと料金が高いイメージがあるが、リスティング広告では表示された広告がクリックされて初めて費用が発生する「クリック課金型広告」である。費用はクリック数設定金額である。
クリックが上がる=ユーザーが訪問する=成果が上がる=費用が発生する。という仕組みである。まずは予算5万円程度から始めるのが良いだろう。

 

2-4.広告エリア、掲載時間を自由に設定

特定の地域のユーザーに向けて広告を表示したり、広告の掲載期間や時間を任意に設定することもできる。たとえば、東京に住んでいる人で、土曜日の営業時間のみの販売促進のため等のニーズに応じた設定が可能である。

 

2-5.広告の効果を数値で把握でき、成果を検証できる

どのキーワードがより効果があがっているかを数値で確認できる。検索された数やクリック数などを検証し、注ぎ込む費用や、キーワードなど、再設定できるところは、サイトに適したキーワードを常に考えることができ、SEO対策と連動すればさらに効果があがる。

 

2-6.キーワードは数千、数万でも出稿できる

サイトに関連するキーワードであれば、どれだけ多くのキーワードに対して広告を出すことが可能だ。扱う商品が多い場合、それぞれの商品関するキーワードを設定して取りこぼし無く顧客を獲得することができる。
また、キーワードを絞って対策するSEO対策や1つの訴求によってのみ設定できるバナー効果などと比較すると、非常に費用対効果が高い広告と言える。

 

3.リスティング広告の利用開始に必要なポイント3つ

 

3-1.どこに掲載するかを決める

代表的なGoogleかyahoo!いずれかの広告に出稿するかを決め、アカウントの取得する。
Google AdWords:
国内ではyahoo!に次ぐ検索シェアを占めている「Google」が提供するリスティング広告。
yahoo!プロモーション広告:
国内最大の訪問者数を誇るyahoo!!が提供するリスティング広告サービス。

 

3-2.「キーワード」「広告文」「訪問させたいページ」を用意する

リスティング広告を出稿するには「キーワード」「広告文」「訪問させたいページ」の3つを考える必要がある。
まず、「キーワード」は、ユーザーが検索するであろう、キーワードである。さらに「広告文」は商品等のアピールポイントや、他との違い、訴求ポイントをコピー化し、広告タイトルもあわせて作成する。
そしてリンクページ「訪問させてたいページ」。これはユーザーを誘導させたい、ユーザーが欲している情報が掲載されているWebページのアドレスである。
これら、3つの広告に必要なものをを用意する必要がある。

「キーワード」や「広告文」を考えるときに重要なのが「誰に」「何を」「どのように」アピールするかを整理することだ。「誰に」はもちろんターゲットとなる顧客層だ。そして「何を」は販売したい商品の特徴、メリット、訴求ポイントである。「どのように」はターゲット層へのアピールの切り口で商品の希少価値、期間限定、トレンド性など、注目に値する内容を整理し「キーワード」と「広告文」を作ると良い。最後に広告内容に適合性ある「Webページのリンク先」を決める。

キーワードや広告文の文字数はGoogle Adwordsとyahoo!では多少違いがあるが、Google Adwordsの場合は下のような文字数設定になっている。

  • 広告タイトル:全角15文字 または 半角30文字
  • 表示URL:全角17文字 または 半角35文字
  • 広告文1:全角19文字 または 全角38文字
  • 広告文2:全角19文字 または 全角38文字
  • リンク先URL:半角2,048文字

 

3-3.費用を設定し、出稿する

リスティング広告の出稿するには当然費用がかかります。まず、試しにリスティング広告を出してみたいという場合はキーワードの平均クリック単価をベースに予算を決定するのが、おススメである。
キーワードごとにクリック単価を設定し、予算を割り出す方法である。費用設定は、設定したいキーワードに対しての平均クリック単価と、クリック数を調べれば良い。
例えば、平均クリック単価が50円でクリック数が1000回となっていると、予算は50,000円用意しておく必要がある。成約率が2%だとすると50,000円で20件の成約が予想できる。

Google Adwordsの費用ついてはこちら

yahoo!!プロモーション広告の費用ついてはこちら

 

まとめ

リスティング広告はECサイトへの集客率アップの施策としては効果的なものである。
メリットしては短期間でアクセス数を集めるのが最も大きいが、お客様を呼びん込んだ後、サイトでどのように成約していただくか、サイトで満足していただくがが、つまりサイトの準備が整って初めで広告効果があがって行くといえる。
リスティング広告を出稿する前に、もう一度、サイトを見直していただければと思う。

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