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越境ECで海外発送する際のポイント

   投稿者 : 2016年7月27日 By

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海外に商品を発送するには日本郵便のEMSや、ヤマト国際宅急便、FedEx、DHL、UPSなどを利用するのが一般的である。その他にも、海外に商品発送する代行サービスを利用すれば、配送に関する不安を軽減されるだろう。
今回はこの海外に商品を発送する際のポイントについて見ていこう。

 

越境ECで広く利用されるEMSとEパケット

 

EMS-国際スピード郵便

越境EC事業者によく利用されているのが、日本郵政が提供しているEMS(国際スピード郵便)である。EMSは、世界120カ国以上の国や地域に、 最大30キロまでの荷物が配送でき、配達状況の追跡や2万円までであれば無料で損害保険がつく。
スピード郵便をうたっており、 2~4日で商品が届くようである。料金の目安は、東京からアメリカ(カルフォルニア州)に3kgの荷物を送る場合、5,900円となっている。 また、「クールEMS」というサービスもあり、一部の国には食料など、冷蔵で送れるようだ。

emsサイト画像
EMS(国際スピード郵便)
 

EMS料金表    クールEMS

 

国際e-パケット-日本郵便

EMSよりさらにリーズナブルな料金で、小形包装物(2kgまでの小形物品)の書留付きの航空扱い荷物を配送することができるネット限定のサービスが、国際e-パケットである。 東京からシカゴなら、1kgの荷物で1,995円で約5日で送ることができる。
書留付きなので配達記録がとれ、亡失・損失した場合は6000円までの保証がある。EMSとe-パケットでは配送できる国も異なるが、 2kgまでなら「国際e-パケット」、それより重量がある場合なら「EMS」とし、組み合せて使うのが賢明である。
 

eパケットサイト画像
国際e-パケット
 

Live Commerceでは越境ECの配送に関する日本郵便(EMS国際配送)プラグインeパケットプラグインを設定すれば配送料金が自動で表示される。

 

海外発送に必要なインボイス

インボイスとは貿易取引において、船荷証券と並ぶ最重要書類の一つである。 海外に商品を送るときに、日本の税関と相手国の税関で2回の検査を受ける。 この検査をスムーズに行うように「品名」「数量」「個数」「価格」などを記入したものがインボイス(仕入書)である。
越境ECでは必ず必要となる書類なので、発送時に正確に記入されたものを準備しなければならない。 記入は発送する国の言語または、英語で記述し、しっかり間違いのないように書くことで、素早く検査を通過でき配達の時間を短縮できる。

国際郵便 「インボイスの書き方」

インボイスの書き方

インボイスフォーマットのダウンロード

 

商品が輸入規制されていないかをチェック

そもそも、国際郵便では、海外に発送できないものがある。例えば、花火、ライターなどの爆発物・危険物や生きた動物などは万国共通で送ることはできない。 他にも、麻薬、向精神薬、大麻、あへん、けしがら、覚せい剤、児童ポルノや特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権、育成者権を侵害する物品などである。
規制されているものは「国際郵便として送れないもの 万国郵便条約に基づく禁制品」で事前にチェックが必要だ。
また、アメリカでは現在食品の輸入の管理を強化しており、場合によっては事前に申請が必要な場合もある。 中国ではワインや金、銀、宝石類などがあり、国ごとに輸入規制しているものがあるので、事前に必ずチェックしなければならない。

「国際郵便として送れないもの 万国郵便条約に基づく禁制品」

 

関税についても知っておこう

国内での商取引では関税については意識をする必要はないが、日本から海外に発送する場合は商品を受け取る購入者に関税を支払う義務が発生する。関税とは物品の輸出入に際し、支払う必要が発生する税金である。
つまり、購入者が払う金額は「商品代金 + 消費税 + 送料 +関税額」となり、サイト内にそのことをしっかり明記しないと、場合によっては関税支払拒否や受取拒否・返品といったクレームにつながる可能性がある。
米国のeBayでは商品単位ごとに関税がいくらかかるかを表示されるが、日本のサイトでは記載のあるケースは少ない。
Live Commerceでは海外各国に販売する際の関税額を自動計算する「関税計算プラグイン」を追加することができる。越境ECを展開する上では各国での関税に関する制度について知っておくことは重要である。アメリカと中国の関税に関してはlive-commerceブログ「越境ECの関税はどうなってるの?」で解説している。

 

大切な商品、梱包は丁寧に

海外に商品を送る際、無事に届くことも大事だが、国によっては非常に乱雑に扱われ中身が破損する場合もある。商品はエアパックでしっかりと保護し、ダンボールは厚手のを使うなど、国内での配送梱包より堅牢に行う。下記、FedEX梱包の手引きなどを参考に破損などのトラブルがないように梱包しよう。

FedEX梱包の手引き

 

海外配送サービスを利用する

越境ECの配送では書類作成から梱包、発送、出荷通知の送信など、わずらわしい業務の代行を依頼する場合もあるだろう。国内発送なら個人でもできるし、代行業者もたくさんある。越境ECでは、海外配送を代行業者は多くないが、「国際郵便 通販サイトリンク集」にて海外発送代行業者の紹介があるので参考にしていただきたい。
代行業者を選ぶときのポイントは、問い合わせのレスポンスが迅速であるかどうか、海外の顧客の問い合わせに現地の言葉で対応できるかどうか、 また、倉庫に送った商品を検品し、しっかり梱包し直してもらえるかどうか。さらに料金がリーズナブルかどうかがポイントとなる。 価格とサービス内容をよく検討し、選択することが重要だ。Live Commerceでは 「海外発送サービス、ロケーションズ」プラグインを設定できる。

海外発送代行サービスサイト画像
国際郵便 通販サイトリンク集

 

まとめ

越境ECは日本経済の起爆剤となり、5年後にはTPPで関税が完全撤廃され、これからも伸びる分野であることは間違いない。また、商品を売るターゲットとする様々な国についての知識を得ておくことは、トラブルの発生しにくい、顧客満足度の高い商取引を行ううえでは重要なことである。
海外発送は手間がかかるしリスクもあるが、越境ECサイト構築で市場がぐっと広がるチャンスでもある。

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