先週の水曜日(7/5)にMeta社から新たなアプリ「Threads」(スレッズ)のサービスが開始となりました。
もうすでにアプリをダウンロードをされた方もおられるのではないでしょうか。
しかし、まだまだ謎の多いThreads。インフルエンサー・マーケティングには活用できるのでしょうか?
今回はそんな疑問も踏まえて、Threadsについてご紹介したいと思います。
構造としてはTwitterとよく似ており、テキストを投稿するSNSプラットホームです。インスタグラムと紐づいており、現在のところインスタグラムアカウントを持つユーザーに利用が限定されています。
100以上の国や地域で利用可能で、利用開始となった翌日の昼頃には既に3000万人のユーザーが登録したということです。
セレブや企業の間でも話題となり、Netflix, Spotify, Washington Postをはじめ、多くのブランドもすでに利用を開始したようです。
日本のメディアでは「できないのでは?」との声もあがりましたが、どうやらそれは利用規約に商業目的での利用を禁止する文言があったからのようですが、後にそれが誤訳であったと判明しました。正しくは「商業目的の悪用」を禁ずる規約でした。
ですので、結果から言いますと「商業目的での利用」はできるようです。
まだまだ新しいプラットホームであるため、現段階で明確なメリットやデメリットを判断するのは早すぎるかもしれませんが、「写真や動画よりテキストを投稿したい」「チャット感覚でリアルタイムのコミュニケーションをとりたい」という人には魅力的なプラットホームかもしれません。
ただし、「ハッシュタグ機能が使えない」、「EU加盟国では利用不可」、「インスタグラムユーザーではない人は利用ができない」などの課題もありますので、今後はそれらの課題への取り組みが必要になってくるでしょう。
技術的にはできますが、どのような結果を得られるのかはまだしばらく「様子見」というところでしょう。
しかし、筆者が「これはちょっと期待できるかもしれない!」と思った点がいくつかありましたので、ご紹介します。
Twitterでは280文字(日本語だと 140文字)まで投稿可能ですが、Threadsの場合は500文字まで投稿可能です。
インスタグラムの問題点の一つに「投稿のキャプションにリンクが貼れない」というものがあります。そのため、インフルエンサー・マーケティングの投稿をする際にはストーリーやプロフィールにリンクを貼るなどの工夫が必要でした。
Threadsではそのまま投稿欄にリンクが貼れるという点においては魅力的です。
Threadsでは、テキスト以外に写真や動画も投稿できます。写真は10枚まで投稿可能で、動画に関しては5分までの動画が投稿可能とのことで、インフルエンサー・マーケティングにも十分使えそうな印象を受けました。
今回は話題のThreadsについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
まだまだ試験的な段階の新しいプラットホームですので、すぐに飛びつくのは勇気がいりますが、今後も動向を追っていきたいと思います。
Threads、ハッシュタグや投稿検索に「取り組んでいる」 フォロー限定表示も…… 順次、機能追加へ – 記事詳細|Infoseekニュース
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