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越境ECに効果絶大! Googleのデータフィード広告とは

   投稿者 : 2018年11月21日 By

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自社ドメインで越境ECサイトをオープンした後、重要となるのが、海外消費者を自社サイトに集客するということである。
海外で自社商品が売れるようにするには、まず、ECサイトの商品などその国の検索サイトに多く露出させ、集客につなげなければならない。
そして、海外検索サイト、つまり、Googe検索結果に関連商品を露出させるのに重要なのが、データフィードの活用した広告を配信するということである。 データフィードを活用した広告とは、Googleデータフィード広告である。
越境ECサイトを運営している方で、このGoogleデータフィード広告を活用している管理者はどれくらいいるだろうか。また、広告を配信している方でも、適切に活用し売り上げを伸ばしている方はどのくらいあるだろう。
今回は、越境ECサイトで売り上げアップを確実に実現する、Googleのデータフィード広告について見ていこう。

そもそもデータフィードって何?

データフィードとは、商品の在庫や価格、製品情報を定期的にアップロードするためのデータの更新手法を言い、このデータフィードを使って広告配信先のフォーマットに変換して、配信する仕組みをデータフィード広告と言う。
データフィード広告には、主にGoogleショッピング広告、Google動的リマーケティング、CriteoやFacebookダイナミック広告、nex8などのDSP、Indeed等のバーティカルメディアなどがある。
今回は、Googleデータフィード広告についてまとめた。

データフィード広告には2つあり、メリットは大きい

データフィード広告には、Googleショッピング広告とGoogle動的リマーケティング広告がある。
Googleショッピング広告とは、ユーザーの検索ワードに連動して画像付きで表示される検索連動型広告である。 検索結果の上部に目立つ位置に表示されるので、ユーザーの目に留まり、クリック率が高いと言われている。
特徴は、リスティング広告のように、出稿時に予め想定した検索キーワードの登録が必要なく、ユーザーの検索ワードに対して、データフィード内の商品情報にマッチした商品が表示されるものだ。
詳しいGoogleショッピング広告のメリットなどについては、こちらのブロクでも解説しているので参考にしていただきたい。

一方、Google動的リマーケティング広告とは、ユーザーが閲覧したサイトや商品、サービスに応じて一人一人に合わせた、バナー広告をリターゲティングし、表示されるディスプレイ広告である。
越境ECでは各国の言語に合わせた、バナーデザイン、最低でも英語、中国語訳のデザインが必要である。
さらに、Googleが推奨している動的リマーケティング広告は、商品自体を表示するリマーケティング広告である。ユーザーの商品閲覧履歴や、興味関心を元にマーチャントセンターに登録した商品に中から、バナー広告ではなく、関連性の高い商品をマーチャントセンターが自動で識別・判断し、商品を表示するというものである。

ディスプレィ広告以外のGoogleデータフィード広告でベースになるのは、データフィードである。
広告の出稿はデータフィードと呼ばれる仕組みを使って掲載され、商品情報を集約したデータファイルをMerchant Center(マーチャントセンター)に登録することで、商品を一括して入稿でき、後は、広告の設定を行うAdwordsで広告を管理する。
以下に、Googleショッピング広告の仕組みやMerchant Centerへの登録、Adwordsの広告出稿方法などを見ていこう。

Googleショッピング広告の仕組み

Googleショッピング広告はユーザーの商品検索クエリに対して、Googleに入稿された商品をGoogleの検索広告枠に合わせて、商品画像、商品情報を最適化し表示する。
広告の表示順は、Adwordsに設定した入札単価、広告ランク、検索クエリとの関連性を元に決定される。
ショッピング広告を見たユーザーは、商品をクリックすると関連する商品購入ページに誘導される。

 

図表

まず、ショッピング広告を掲載するにはGoogleアカウントの取得。
そして、Google Merchant Centerのデータフィード登録し、さらにAdWordsアカウントを取得し、同期させなければならない。
越境ECでこの、ショッピング広告を出稿するには、国ごとにGoogleアカウントを取得し、広告キャンペーンとして出稿しなければならない。

越境ECで複数国に広告を出するには

基本的には各国ごとに、データフィードが必要になる。
データフィードは、Google Merchant Center用のデータフィードの仕様に合わせ、各国ごとの商品情報、言語、通貨、送料情報などの商品データを整理しなければならない。
Merchant Centerの主要なフィード項目に合わせて、データフィードを作成し、Google Merchant Centerにアップロードする。 主要なフィード項目は以下の内容である。

  1. id:各商品のID。
  2. title:商品名。
  3. description:商品の説明文。
  4. link:商品購入ページのURL。
  5. image_link:商品画像のリンク。
  6. availability:商品の在庫状況。 「in stock(在庫有り)」「out of stock(在庫なし)」「preoreder(予約商品)」の3つから指定。
  7. price:商品の価格。(対象となる国の通貨) 対象国が米国、カナダ、インドに限り税抜き価格。 それ以外であれば税込み価格を記載。 例えば日本であれば、1080 JPYと記載する。
  8. google_product_category:Googleが定めた商品カテゴリ。 ファッション、メディア、ゲームに関する商品の場合は必須。 その他の商品では推奨属性。
  9. brand:商品のブランド名。(映画、書籍、音楽録音のブランドを除くすべての新商品が対象)表示するブランドがない場合は値を記入しない。
  10. gtin:商品の国際取引コード。 日本の場合は8 桁または 13 桁の番号JANコード。 JAN(日本 / GTIN-13)8 桁または 13 桁の番号(例: 49123456 または 4901234567894) なければ空欄にしておく。
  11. mpn:商品の製造番号。 なければ空欄にしておく。
  12. condition:商品状態。 「new(新品)」「refurbishes(再生品)」「used(中古品)」から指定。
  13. adult:性的なものを暗示するコンテンツが含まれている商品であれば「yes」を、そうでなければ「no」を選択して記載。

フィード項目の詳細内容については、Google Merchant Centerヘルプで確認することができる。

marchantcenter管理画面
(Merchant Center管理画面)

Google Merchant Centerにアップロードするには、商品データにはCSVファイルを作成し、アップロードするのが良いだろう。
また、価格や在庫は変化するため、データフィードは定期的に更新しなければならない。Googleのクローラーは常にWebサイトを巡回し、Webサイトのデータとデータフィードを比較し、Webサイトとデータフィードの内容に相違があれば、その商品の承認を取り消し商品データを取り下げるよう指導される。
最悪の場合は、アカウント停止される場合もある。 データフィード内容はチェックし、1日に1回は新しいデータフィードをアップロードを行う。
また、データフィードのデータが全て取り込まれるには24~48時間程度かかるが、不承認データが確認されれば再び広告出稿できる。

Google AdWordsと同期させ、ショッピング広告を出稿する

Merchant Centerのアカウントを取得した後、Merchant Centerのアカウントと同期させる。
リンクは設定のアカウントをリンクを選択、アクションの「リンク」をクリックすればアカウントのリンクを設定できる。
これで、Google Merchant Center上の商品データがAdWords側に提供され、Google AdWordsで商品情報を使ったショッピング広告の配信ができるようになる。

ショッピング広告の配信には、Google AdWordsでのショッピング広告用のキャンペーンを作成しなければならない。
それらは、Google AdWordsの管理画面から行う。キャンペーンの設定は「キャンペーン名」「予算」「掲載地域」「入札戦略」「上限クリック単価」「日予算」を入力する。
また、入札戦略では、「費用対効果の維持」「クリック数の最大化」「コンバージョン数の最大化」と目的の応じクリック単価を自動で自動で調整する機能もある。
キャンペーン作成後、広告グループを作成し、広告グループ名を決めれば、完了である。

アドワーズの設定
(AdWords管理画面)

越境ECの場合のGoogleショッピング広告の注意点

商品購入ページと商品データの言語を同じにすること、つまり、データフィードの情報が英語であれば、英語のページにリンクしていなければならない。
これは、通貨に対しても同じでアメリカドルであれば、アメリカドルでければならない。 そして、送料情報も各国に合わせた内容で作成し、フィードと同じ通貨で作成する。
ただし、通貨計算(換算)に関しては、マーチャントセンターでは「通貨換算ツール」という仕組みがあり、ひとつの国で通貨設定をすれば、複数の国の通貨を自動計算し表示するシステムもある。
また、宣伝を制限されている商品群は、アルコール飲料、市販薬や処方箋、成人向けコンテンツ、偽造品などである。詳しくはこちらで確認することができる。
Googleショッピング広告は、キャンペーンを配信しても、直ぐに認証され効果があられるというものではない。
これはGoogleがAdWordsキャンペーン広告内容とMerchant Centerの商品を解析するのに時間を要するからである。
消費者が商品を検索しても、直ちに検索結果に表示されるものでなく、結果が現れるまで少なくとも1週間は辛抱しなければならない。

Googleの商品広告を最適化するには

Googleショッピング広告を出稿してもなかなか効果が上がらない場合は、以下の内容を確認してみると良いだろう。

1.商品名、商品説明にはユーザーが検索するだろうワードを含めることで検索表示率は高くなる。

2.掲載する画像は魅力的に見えるように、商品はもちろん背景などにも注意し撮影する。

3.商品フィードにはgoogle商品カテゴリと、商品カテゴリの2種があるが、どちらも設定する。

4.掲載する商品数を多くすると表示回数は高くなる傾向にあるので、同じ商品名であっても、色や柄など複数の商品を登録する。

5.上限入札単価が低いと表示されなかったり、掲載順位も低くなる。掲載順位を見ながら、都度調整が必要である。少なくとも越境ECオープン1ヶ月は、このクリック単価を高額に設定し、露出度を上げるようにする。

まとめ

今回、記事にしたGoogleショッピング広告は、越境ECにおいては実際に施策している管理者は少なく、今後、伸びてくる市場であり領域である。
今後はAIや機械学習テクノロジーの活用により、広告の質・幅も広がり、よりコンバージョン率が高いものになるだろう。
まだ、Googleデータフィード広告を活用していないEC管理者は実施してみてはいかがだろう。
弊社では、越境ECビジネスを成功に導く、カスタマーサクセスプランをご用意し、 Googleショッピング広告、リマーケティング広告などの登録、広告運用を全力でサポート対応している。

Live Commerceのカスタマーサクセスプラン

 

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