フリマアプリはどこまで伸びるのか?

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ここ数年、急激な成長を見せているフリマアプリ。「フリマアプリ」とはリアルフリーマーケットをスマートフォンで実現できるアプリである。スマートフォンで商品の写真を撮って出品できる手軽さ、初心者でも売買ができるシンプルさが受け、急激に市場を拡大している。今回はEC業界に大きな影響を与えている「フリマアプリ」について見ていこう。

 

フリマアプリの市場規模

フリマアプリとは個人と個人の間でモノを売買する(CtoC)スマホアプリのことだが、このフリマアプリはスマホユーザーの47%にあたる2,656万人が使用している。市場規模は2015年度では3.4兆円になったとも言われ、EC市場規模予想13.8兆円と比較しても、かなりの割合で浸透していたのがわかる。
利用者の多くは女性の利用率が高く、特に20代の女性が多い。フリマアプリの代表格としては、メルカリが88.6%、Frilが30%、LINE MALLが18.9%、ラクマが17.9%の順となっているが、LINE MALLは2016年、5月31日に完全撤退することを発表した。そして、2015年末の12月15日には、業界最後の大物と言えるZOZOフリマがフリマアプリ市場に登場した。

 

代表的なフリマアプリは何ですか?

 

フリル

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2012年7月リリースされた「Fril(フリル)」。今あるCtoCを牽引したと言っても良い。初期のフリルは女性のみであったが、男性も利用できるようになった。250万以上ダウンロードがあり、商品群は衣料を中心にしたものある。

 

ショッピーズ

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「ショッピーズ」フリマアプリは2013年03月にリリースを開始している。特徴は109系のギャルアイテムのブランド品が多いということ、さらに低価格商品が多く、根強い人気があるアプリである。運営やサポートに関しても満足度、評価が高いようだ。

 

オタマート

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おたくグッズ専門アプリで、アニメ漫画のグッズなど出品されているが、女性の利用が多い。カテゴリーも「カード」「コスプレグッズ」「フィギュア」など細かく分類されており、選びやすい。

 

ラクマ

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2014年11月25日より楽天の新サービス「ラクマ」がリリース。出店手数料無料、料金の振込みが早く、クーポンもあり、楽天スーパーポイント使えるなどが特徴だ。

 

ZOZOフリマ

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後発のフリマアプリ「ZOZOフリマ」は、ZOZOTOWNが運営するファッションに特化したフリマアプリだ。現在のところ手数料は無料。運営がZOZOタウンなので信頼性が高い。またZozoIDやWearIDを使ええたり、ZOZOTOWNで購入したものを簡単に出品できたりなど、データベースを共有できるメリットがある。

 

メルカリ

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2013年7月にリリースされ、ユーザー数2,500万人を誇るメルカリ。衣料、雑貨、家電など幅広く出品されており、1日一万件以上の出品されている国内最大級のフリマアプリである。メルカリは3年連続で「Google Play ベストアプリ」に選出されるなど、個人で出品したい、安くていいものを買いたい人にはお薦めのアプリである。

 

幅広く利用されているメルカリはどこが優れているのか?

国内のフリマアプリ市場はメルカリの寡占状態となっている。2014年8月からはアメリカにも進出しており、わずか2年で国内ダウンロード2000万、国内累計出品数1.6億品、フリマアプリ市場では9割の人がメルカリ経験者であり、その存在感は圧倒的である。
出品はスマホで写真を撮り、タイトルや商品説明を記入し、出品するだけの簡単、手間いらずだ。また、ユーザーが沢山いるということは、商品が売れる可能性が高く、売れやすいということがメルカリを選ぶ理由のようだ。また、カスタマーサポートも充実している点や各種キャンペーンでのポイント獲得なども多い。
メルカリの月間の流通総額は50億円程度らしく、CtoCの最大手オークションの「ヤフオク」の利用流通総額は700億円もあることから、この差はまだまだ大きいといえる。ただ、この差はメルカリが、まだまだ伸び代があるということに他ならない。

 

テーマ型フリマアプリも登場

衣料品などが中心だったフリマアプリも、一見変わったアプリで独自のポジションを築いていこうとするものが現れている。ゴルフを専門とするフリマアプリ「golfpot(ゴルフポット)」やハンドメイド作品やいらなくなったモノを売買できる「MOTTAINAIマーケット」。2015年7月から大日本印刷株式会社がサービスを開始した「KURURi(クルリ)」は、スポーツやアウトドアを中心にしたアプリである。
2015年のフリマアプリ市場はkiteco、STULIOなどはサービス終了となり、アプリ運営はメルカリの躍進とは明暗を分けたかたちとなった。このフリマアプリ市場で、独自のテーマ、サービスに限定したテーマ型フリマアプリはニッチな分野でどこまで成長できるか、今後はその動向に注目である。

 

まとめ

スマホで誰でも簡単にモノを販売、購入できるフリマアプリは、今後もさらに伸長してゆくだろう。しかし、個人間での売買となるCtoCはトラブルも多いのが現状である。偽物だった、傷がついていた、取引相手が分らないなどである。このようなトラブルに対して、フリマアプリ運営会社が返品、返金にどこまで対応できるかがポイントとなる。カスタマーサービスを充実し、ユーザーに簡単で安心・安全なスマホフリーマーケット体験を提供していただきたい。

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