« ブログのトップページに戻る

E-コマース ヨーロッパのトラストマーク認証制度

   投稿者 : 2017年2月15日 By

イメージ画像

Ecommerce Europeは、消費者、販売者を保護、Eコマース業界をさらに活性化する目的もあり、2015年9月にトラストマーク認証制度を導入した。その結果、ヨーロッパ国内参加国が増え続け、Eコマース業界ではウェブサイトに必須のマークとなりつつある。
Eコマース協会関係組織は、このEcommerce Europeと提携しヨーロッパのトラストマーク認証制度に参加している。現在の参加国はスペイン、オランダ、ドイツ、ベルギー、アイルランド、フィンランド、デンマーク、イタリア、ポルトガル、ギリシャ、チェコである。このメンバーは無料でEcommerce Europeより様々なサービスを受けることができる。

 

●ヨーロッパでのトラストマーク認証制度

ギリシャは、昨年の11月にEcommerce Europeのトラストマーク認証のメンバーに新規参加、ヨーロッパのEコマースのメンバーは日々増加傾向にあり、ヨーロッパ全体のマーケットを強化していくことに繋がるだろうとEcommer Europeの事務局長はコメントした。
現在、10000万社がこのトラストマークの使用を認められており、今年から、さらにギリシャをはじめ様々な国からの参加が予定されている。
現在確定しているのは、ノルウェー、フランス、ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、さらにナショナルEコマース協会の参加により、メンバーはさらに倍増すると予測されている。
これを受けて、現在、Ecommerce Europe は、少なくとも2018年まではトラストマークの会員料金を無料にしている。
ヨーロッパ

●トラストマーク認証制度の利点とは?

このトラストマークの目的は、消費者が安心して買い物ができることにあり、様々なオンラインショップの中でもこのマークがあるショップは、正規に登録されている業者であることから詐欺などにあう心配もいらない。
この正規品保証マークをクリックすると消費者保護に関する内容,業務規範が明記されている。さらに、トラブルが発生した際、カスタマーサービスがない小規模で正規品保証マークのある会社は消費者に対してサービスセンターにて無料でクレーム報告ができるオプションを与えられることになっているから安心だ。

ヨーロッパのトラストマークサイト:https://www.ecommercetrustmark.eu/
トラブル発生時のクレーム :https://www.ecommercetrustmark.eu/for-consumers/
カスタマーサービス +32 (0) 2 502 31 34

 

●利用者の感想

●Vodafone オンラインプログラムマネージャーDavid Carro氏

「Vodafoneにとって顧客の信用を得ることがもっとも重要だと考えている。このトラストマーク認証制度によって我々も自信を持って製品、サービスの品質を保証でき安心感を与えられることは弊社にとって顧客満足を高められることに繋がるのでとても良いと思います。」

●Tony Kealys 社長 Paul Kealy氏

「このトラストマークは消費者が安心して海外のサイトでもショッピングができることを目的に発足されたもの、アイルランド及びEUの規範に基づき、一定の基準を満たしていることがメンバーの条件であるため信用度が高い。最新の2016年の報告書によると、ヨーロッパのEコマースのマーケットは5兆1千億ユーロ、イギリスのオンラインマーケットだけでも1570億ユーロと市場は急速に拡大している。」
「これは、本国アイルランドの販売業者がトラストマーク認証制度によって国際的に認められた会社となり、マーケットを拡大できるチャンスである。例えば、オランダでは90%の消費者はオンラインショッピングをする際にこのトラストマークががあるかを確認してから買い物をするというくらい認識が高い。」
「また、アンケート調査でもヨーロッパでのオンラインショッピングでは、信用度の高い会社のウェブサイトで購入するとう回答が26%も増加しており、人々の安全性の意識が高まっていることから、このトラストマークは今後必須となるだろう。」

●Masaltos Eコマース部門 Antonio Fagundo氏

「このトラストマークは他の販売業者との差別化もでき、会社が公的機関に認証され、安全にショッピングできることを示している。このトラストマークのメンバーに参加することで信頼性が高まり売り上げ増に繋がっていくと思われる。」

 

●まとめ

トラストマーク認証制度
上記のように、すでにヨーロッパ各国ではその国独特ののトラストマーク協会があり、Ecommerce Europeが提携することにより、今後のヨーロッパのEコマース業界には欠かせないマークとなりそうだ。
オランダのEコマースでは、ナショナル協会thuiswinkel.orgのメンバーになると自動的にEcommerce Europeのトラストマークの利用ができるという仕組みになっている。
ターゲットカスタマーが認識するトラストマークをウェブサイト上で表示することはこれからのEコマース業界にとって欠かせないことだと思われる。 何かトラブルが発生した時に、クレームできる場所があれば、安心して買い物ができる。
消費者は今後そのトレードマークを確認してからショッピングするかを判断することになるだろう。

関連する記事

イギリスのトップEコマース500社 Internet Retailing社は最新のイギリスのトップEコマース500社を発表、イギリスでは、AO, Argos, Holland & Barrett, Topshop やNext などが最大手となる。 この毎年実施されるランキングは今年で3回目で、特にクロスボーダーや様々な...
アジア最大の企業となったテンセントとは?... 2017年11月、中国3大IT企業のテンセント(騰訊)が時価総額5,230億ドル(約58兆7700億円)とアメリカSNS大手フェイスブックを抜き、アジアの企業として初めて時価総額世界5大企業に入った。 この時価総額世界トップ5企業とは、トップがアップル、2位がアルファベット(グーグルの親会...
海外のECプラットフォームのメリットは?... 日本のBtoCにおけるEC市場規模は15兆1,358億円(2016年)、2020年には20兆円規模にまで拡大すると予測されている。EC化率は物販系分野で5.43%。このEC化率においてはアメリカは7%、中国は15%などと比べるとまだまだ低い数字と言えるだろう。 逆に言えば、まだまだ、店舗が...
製造業の「海外進出」「海外展開」について... 皆さん こんにちは。 これから、「日本の製造業」そして製造業の「海外進出」「海外展開」についてお話をしていきたいと思います。 本題に入る前に少し私のことをお話しさせてください。 私の前職は、生産設備や産業機械向けにマイクロコンピュータを利用した機器、コンポーネントを開発・製造・...
中国向け越境EC市場の今とこれから(富士経済調査などより)... 中国のEC市場は、旺盛な購買意欲に支えられて著しく成長していることは、周知の事実だ。 数年前に日本を賑わせた爆買いから2016年は、越境ECに市場は移行し、まさに、越境EC元年とも言える年であった。その内容を裏付ける報告書が富士経済より発表された。報告書は「中国向け越境EC市場の実態と今後...
越境EC “言語”のハードルを超えるには... 越境ECの第一のハードルは言語である。国内ECサイトから仕様を海外販売のサイトにチェンジしサイトを構築するには、まずサイトを日本語で作成し、そのあとに、英語、中国語などにテキストを翻訳していく必要がある。 日常会話ならなんとか訳すことはできても、越境ECの場合、商品情報や専門用語などユーザー...

タグ: , ,

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

今なら海外展開の為の成功BOOKを無料ダウンロードできます。是非この機会にお読みください。