« ブログのトップページに戻る

越境ECのドメイン 7つの基本ルール

   投稿者 : 2018年4月26日 By

イメージ画像

越境ECをはじめるときに重要なポイントなるのが、どのようなドメインが良いか?ということだ。ドメインは希望したものが取得できないケースもあるので、早めに行うのが賢明だ。
越境ECの場合、ドメインは国、地域ごとに分けたほうがいいのか?また、言語ごとのURLをどう設定するか?など、取得する前に迷っている方が多い。
独自ドメインを取得すれば、お客様や取引先の信頼感を増すことができる。今回は、このドメインを決めるときの注意点、ポイントなどを説明したい。

 

●世界に一つだけの独自ドメインのルールとは?

ドメインとは「インターネット上の住所」のようなものであり、先着順で同じ名前で重複することはできない。
この世界に一つだけの住所を取得することで、越境ECでは、オンラインショップをオープンすることができる。 たくさんのお客様に来ていただくためには、シンプルでわかりやすい名前が良いだろう。
通常、ECショップの場合のドメインは、ショップ名をベースに”.com”などとする場合が多い。 ドメイン名に使える文字には下記のルールがある。

  • 3文字以上63文字以内
  • 半角英数字(A~Z、0~9、-[ハイフン])
  • -[ハイフン]は先頭と末尾には使用できない
  • 大文字小文字の区別はなく、同じ扱いになる

また、日本語のドメインも取得できるが、越境ECのドメインとしては相応しくないので、説明は割愛する。

 

●越境ECでドメインは何が良いのか?

ドメインで人気なのは、「.com(ドットコム)」である。
「.com」は商用業種が主で「.net」はネットワーク用「.biz」もビジネス向けには良いだろう。 また、「.jp」は信頼性が高くなるというメリットはあるが、維持費が高くなる。 独自ドメインの維持費は、「.com」なら毎年、950円、「.jp」なら2980円のコストがかかる。

越境ECの場合、基本は「.com」が良いだろう。
「.com」に慣れているユーザーが多いので、覚えてもらえるメリットがある。 越境ECの場合は、その他に属性型・地域型ドメインにすることもある。
例えば、タイなら「.co.th」、インドネシアなら、「.co.id」などは、現地を拠点に越境ECを展開している場合のみで、1つのドメインで、いくつかの国を対象に展開する場合はやめた方が良い。

 

●ドメインの決めるときの7つの注意点

越境ECの場合のドメインの悩みどころは、外国語表示のためのドメイン、URLをどうするかというところだろう。設定には3つの方法があり、それぞれにおいて、検索エンジンやユーザーに伝わることがある。

3種のドメイン

下記にドメイン、URLの設定についての7つの注意点をまとめた。

 

(1)各言語ページが’簡単に見つけられるようにする

各言語ページには別々のURLにして各言語ページ間で相互リンクし、言語選択を間違ってしまったユーザーもワンクリックで、適切な言語ページに移動できるようにするのがベスト。
また、翻訳を自動的に行われないようにすることも重要である。リダイレクトを行うとユーザーや検索エンジンがサイトの言語ページを見ることができなくなるからだ。

 

(2)URLからページコンテンツの言語が何であるかわかるようにする

Google ではページのコンテンツから言語を判断するが、ユーザーもURLからページコンテンツの言語の手がかりを得ることができるようにする。
例えば、サブディレクトリにfrをしようすれば、そのページがフランス語のページだと示すことができる。

 

(3)サブドメインとサブディレクトリはどちらが良いか?

多言語で表示が必要な越境ECサイトの場合、言語表示ページにサブディレクトリ(example.com/en)か、サブドメイン(en.example.com)のどちらが良いのだろう。また、どちらがSEOに効果的かなど、聞かれることが多いが、どちらが必ず良いという正解はない。
言えるのは、大規模なサイトになることを前提であれば、サブドメインで設定するのが良く、それ以外はサブディレクトリの方がSEO的にはオススメである。
なぜなら、Googleはユーザーの使いやすさを前提にサイト評価している。英語であれば、“en”、中国語であれば、“cn”のように対応する言語を使用すれば、ユーザーが言語を間違えた場合、この“en”、“cn”を直接変更するだけで良いからだ。

 

(4)wwwは統一する

https://www.example.com/ja
https://example.com/ja
の両方でアクセスするのは良くない。 ポイントはhttps://example.com/ja としたら、https://www.example.com/jaでアクセスしてきたユーザーも自動でhttps://example.com/ja へ転送されるようにすべきである。

 

(5)越境ECはSSL対応にする

これからのサイトは、SSL対応(サーバー間の通信暗号化)することは、SEO対策としても必須である。Chromeなどのブラウザでは、SSLに対応していないサイトの場合、なんらかの警告表示を行う予定がある。すでにサイトを作ってしまっていて、未だ、対応されていない場合は、早めに対応すべきである。

 

(6)ドメインにアルファベット以外は入れない

お店の名前が日本のお店だからといって、ドメインを日本語の文字列や、アルファベット以外の数字やハイフォンなどは使わない方が良い。

 

(7)検索エンジンに正しい評価を受ける

現在のページに、多言語に対応した別ページあるとき、そのページ存在を検索エンジンに伝えるためのタグがあるので、ページソースに記述することをオススメする。
<link rel=”alternate” hreflang=”国別コード” href=”他言語サイト対象ページURL” />
rel=”alternate” とは現在のページの代わりになるページが存在することを示す属性値である。
検索エンジン対策では、同じ内容のページを掲載した別ページが存在するとマイナス評価になる。同じ内容のページが存在するページ理由を検索エンジンに伝え、正しく評価を受けるようにすることが、順位をあげることに繋がるだろう。

 

●まとめ

ドメインはサイトの顔である。慎重に決める必要があるだろう。
ドメインは後から、変更しようとすると大きな工数が発生し、膨大な機会損失になる。ドメイン取得のポイントしては、サイトの規模、運用状況により、URLの構造を決めること。
さらに、サイト上でユーザーが簡単に言語選択ができるようにすることだろう。 また、Live Commerceでは独自ドメインを利用できるのは、シルバープラン以上になるので、ご注意いただきたい。起業家プランでは共有ドメインとなる。

関連する記事

越境EC 中国進出はWeiboに従え 越境ECで商品を販売するとき、中国進出は大きな課題である。中国にはインターネット検閲があり、独自ドメインで中国サーバーを使用し販売するか、中国大手のTmallなどに出店するなどの方法で商品販売するのが正攻法となっている。 しかし、その他にも方法はある。中国の人たちが今、もっともよく情報収集...
過去最多! 海外に出かける”中国の春節2018”... 先週2月16日から中国では春節の大型連休が始まっている。 春節というのは日本でいう旧暦の正月である。 オンライン旅行大手、携程旅行網(シートリップ)などの発表によると、春節の大型連休を利用して海外に旅行する中国人が2017年より約6%も多く、その人数は650万人を上回る過去最多になると予測...
オランダでEcommerceWikiがスタート EcommerceWikiをご存じでしょうか? オランダでは数社の企業がこのEcommerceWikiをスタート。これは、専門家が世界中で集めたEコマースに関する話題や情報が満載。Eコマースのプラットフォームやソーシャルメディアの使い方、宣伝広告、販売など注目のサイトである。 Ecomme...
海外販売に関する補助金・助成金情報(2018.July)... 今年も6ヶ月が過ぎ、7月、1年の後半に入る。すでに関東・甲信越地方では梅雨が明けた。7月の前半は雨の日が続くが、徐々に安定し猛暑日が続くと予想されている。 今月も補助金・助成金情報をまとめた。 補助金・助成金とは国や地方自治体から民間企業へ資金支援する返済不要のお金である。 補助金と助成金...
越境ECではどんなモノが売れるのか? 日本の国内EC市場は成熟期といわれるなか、越境ECつまり、海外向け商品販売はまだ、黎明期と言われている市場である。少子高齢化により縮小しつつある日本の消費市場から、販路を海外に向け、越境ECに取り組む企業が増えている。日本にいながら、リスクを最小にし、商品を海外にネット販売するのが越境ECである...
ebay.comで人気の日本の商品(2016−Sep)... 前回、6月にも行ったが今回も引き続き、世界的に有名なアメリカのオークションサイトebay.comでは今、どんな日本の商品が売れているか? 9月27日にキーワードを"japan"として約300点ほど調べ、グラフ化した。ただし、調べる日時によっては内容に差異があることを了解...

タグ: , ,

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

今なら海外展開の為の成功BOOKを無料ダウンロードできます。是非この機会にお読みください。