Live Commerce は越境ECカートから 海外販売プラットフォームに変わります! Amazon, eBay, Lazadaの受注を Live Commerceで

10月1日よりウェブサイトを約6年ぶりにリニューアルしました。
リニューアルと同時に、ファーストクラスという上位プランのサービス名称をカスタマーサクセスプランという名称に変更をしています。

また、今月よりDHL国際配送プラグインのリリースや今まで保留となっていたソーシャルログインプラグインの再リリース、また年末までにAmazon USモールへの在庫連携・受注取込機能のリリースによりLive Commerceは越境ECカートとしての機能から海外販売の総合型プラットフォームに進化を遂げます。

新「カスタマーサクセスプラン」は越境ECサイトの結果を重視

10月より、ファーストクラスという上位プランの名称がカスタマーサクセスプランに名称変更しました。
ウェブサイトも全面リニューアルを行いました。今回、リニューアルの中でも特に当社が力を入れているのがカスタマーサクセスプランです。
このポストではカスタマーサクセスプランについて説明します。

まず、既存プランにあたるシルバー・ゴールド・プレミアムはコスト重視プランの位置づけとなります。越境ECサイトをできるだけ低コストで導入したいというユーザーを対象としています。

カスタマーサクセスプランはコストよりも結果重視のプランです。
例えば、日本食や伝統工芸品や自動車部品など、海外販売がすぐにでも可能な商材をお持ちのメーカー様の場合、サイトを立ち上げる為のノウハウや時間に投資するよりも、できる限り速くビジネスを動かし、売上という結果を何よりも重視しているユーザー様向けのプランです。

越境ECサイトで結果を出すには、当社が運営しているDiscovery Japan でテスト済みの成功ノウハウをいきなり使えることとイコールです。
Discovery Japan とは、当社が自社運営する越境ECモールです。顧客予算を消化して(言わば受託=受け身で)ビジネスを行っているのとは違い、当社自らオンライン広告からSNS、KOL、中国サーバ・回線、ブログ、チャット対応、大手モール出店、、、、に至るまで全て自社リソースをフル活用して投資しているEコマース事業です。他人のお金でビジネスをするのとは違って自社のリスク・自社の資金で運営している分、得られるノウハウはやはり濃く、Discovery JAPAN 越境ECモールでうまく行ったノウハウをカスタマーサクセスプランでは利用することができます。

ですから、他社で越境ECサイトを立ち上げるのとは全くわけが違います。
市場でリリースされているいわゆる越境ECカートや、プログラム的に優れているEコマースシステムやオープンソースでリリースされているMagentなどの海外製ECカートを導入しても、そこに越境ECサイトとしてテストされたノウハウや失敗から学んだ経験がシステムとしてきちんとフィードバックされ、正しく動作していなけければ、どんなにお金を投資しても得られるものはあくまでもカート機能に過ぎません。

表面上は越境ECサイトとしての体裁をなしていたとしても、どうやって広告を回し、どうやって会員登録から顧客最大(生涯)価値を生み出し、チャットから成約に繋げるまでのロジック、、、この領域に踏み込んではじめて4桁の売上数字が見えてくるものです。つまり、カスタマーサクセスプランでは最初から高い売上目標を希望されるユーザーにぴったりです。

Live Commerce は越境ECカートから 海外販売プラットフォームへ

また、今月以降から以下の新たなプラグインを2019年に向けてリリースを予定しています。

  • ソーシャルログイン(まもなく)
  • Amazon US への在庫連動・受注取込(まもなく)
  • eBay US への在庫連動・受注取込
  • Lazada への在庫連動・受注取込

Amazon, eBay , Lazada は今や最大の越境ECマーケットプレイスとなっており、これらのモール出店なしには大きな成長は望めません。

しかし、これらモール単体での出店となると、受注処理のバックエンド型との接続がどうしても必要不可欠です。

私は単独で出品している当社顧客とも何度も話したのですが、受注データの連携ができなければ、単品出品のようなレベル感から抜け出すことができないため、大きな成長は見込めないと考えていました。
1日に何百という受注になった場合、在庫連携ができていなければトラブルだらけになるからです。

もし、これらモールの受注データをLive Commerceに取込、Live Commerceで全ての受注データや在庫データをAPIからフルコントロールすることができれば、業務の平準化が可能になり、さらには裏側の基幹システムとの接続の開発など、Lvie Commerceのプラットフォームに入ってさえしまえば、どうにでもなると考えていました。

現在、これらモール連携はフィリピン開発チームが指揮をとって、Live Commerceの投資案件としてプロジェクトをリードしています。

先月9月にはamazon.com より受注連携を確認し、amazon.com のセラーセントラルの画面を一切使わずに受注処理が行えるレベルまでAPI連携の開発が完了しています。

間もなくフル連携が完了する予定ですが、これが完成するとAmazon.com で受注したデータを Live CommerceのECプラットフォームと同期させることができます。これによって大手モールから受注したデータであっても受注後の業務平準化が可能になり、越境ECサイトとして独自型サイト以外にも露出を増やせるようになります。なを、amazonへの出品についてはLive Commerceからは行なえません。出品はamazon(ebay,lazada)が用意している出品ツールで対応します。

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