今回の配信は 2020年 1月31日配信分の要約になります。
当社のウェブサイトには「テスト済み越境ECでスタートできます」とコピーを掲載しているのですが、これを書いたのは私自身です。というのも、プロはどんな商材であっても蓄積したノウハウと経験により確実に成果をだすことが保証されていなければなりません。必ず再現させることです。越境ECであるならば海外からの注文をオンライン上で作り、利益を生み出す事業として成立させるところまでです。
ですが、先日とある会社の打ち合わせに参加して、いまだにこんな会議をしていたので、ちょっと紹介したいと思います。
海外からのオンライン注文を獲得するためには、外国人が違和感なく使えてバグもなく、使いやすいカートシステムが必要です。加えて新規の顧客を獲得するための広告技術が不可欠となります。要はビジネスに耐えられるカートシステムと、ビジネスを作るための広告です。
企業の役員クラスの寄せ集め会議で、感情論による「日本の商品は高品質」だからとか、「海外でもよく見るし、日本の商品ならまだまだ需要がある」なんていう個人主観でははっきり言ってギャンブルをしているようなものです。結果は、売れた、売れない、売れた、売れない、売れない、というように安定しません。感情論が事業のスタート地点なので売れた時になぜ売れたのか彼らはよくわかっていません。統計データもしかりで、マクロ経済では日本の商品のオンライン売上高は増えていても、それを支える技術が担保されていればの話です。
広告技術とは、A/Bテストによって実証された高コンバージョンが獲得できる広告クリエイティブのことです。それからどこ(誰に)に配信するのかを技術的に解決する2つの技術のノウハウです。
カートシステムは広告から着地したページが広告コピーと完全一致している必要があり、さらに最初に目に入る情報量をコントロールする必要があります。目に入ってくる情報量が多すぎると人は選択ができなくなる生き物です。この情報量はブラウザで何もスクロールしない状態で、何をどの順番で見せると自然なのか、離脱しないのかを科学的に解析した結果のページを当社はもっているので、広告からのコンバージョンが獲得できているのです。カートシステムは運営側の運用支援を担う機能面とこうしたマーケティング戦略を確実に実行するためのファーストページの情報コントロールという技術を実装したものである必要があります。
私は海外市場で、自社で何度も繰り返し行なってきた広告技術により100か国以上から受注をしていますから、クライアントの案件で広告を運用するときもスタート地点がゴール手前あともう少しの地点から開始になりますので、あとはクライアントの商材にあわせて広告を微調整すれば成果が確実に出すことは当たり前になっています。プロは商材が変わっても海外市場という前例のない新規事業でも結果をだせ…..
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タグ: 越境EC