« ブログのトップページに戻る

ヨーロッパで化粧品が売れる?

   投稿者 : 2016年4月19日 By

イメージ写真

今後、海外で何が売れるのか?外国の事情が分からないと予測が難しいものである。常に現地のマーケットの動向をチェックしなければならない。女性にとって気になる化粧品、毎日のスキンケアや健康、ビューティ商品は、誰しもが興味あり、試してみたいもの。これは全世界共通である。今回、大手マーケティング会社ATカーニーは、改めて、ヨーロッパで化粧品の売り上げが増加していくと分析している。
この機会に日本独自のユニークな化粧品をウェブサイトで、グローバルに販売するのもいいかもしれない。ユニークさを求められているので、日本独自の開発商品、各国の言語に対応したラベル、アピール度の高いウェブサイトで商品説明をすれば成功するかも?
今回はヨーロッパのビューティ商品のオンライン消費者の特徴など見てみよう。

 

 

1.ビューティケア商品は次のヒット商品と予測

コンサルティング会社のATカーニードイツ支社の分析資料によると化粧品、ビューティケア商品が次のヒット商品になるのだと予測している。特に消費者が興味を持つようなユニークな商品が求められていると言われている。今後、オンラインショッピングで化粧品やビューティケア商品は、2019年までに少なくとも毎年8%の売り上げ増加を見込んている。
ATカーニーは、化粧品とビューティケア商品のE-コマースに関する調査で、特にイギリス、ドイツ、フランスについて、今後オンライン商品カテゴリーでヨーロッパ圏内で売れそうな商品を調べた。
オンラインで購入したい消費者は、価格やキャンペーンだけでなく、現在、利用している製品ラインをオンラインでも購入できれば良いと考え、さらに新商品やリニューアル商品などにも興味があるとのこと。
参考 PDF(ドイツ語)

 

2.女性も男性も化粧品に使う金額は変わらない

オンラインで化粧品やビューティケア商品を購入するのは女性が全体の53%、男性は34%、しかしオンラインショッピングで使う金額は女性も男性も結果的に変わらない事が分かっている。
多くのオンライン消費者がオンラインをなぜ選ぶのかという理由は、もちろんキャンペーンなどの特別価格を利用するというのもあるが、他の理由では、商品のレビューを見たり、メイクの仕方、アイデアなどの情報収集目的である。

 

3.他にはない特別性で勝負

数多くあるウェブサイトの中から、自分のサイトを選んでもらうためにはどうしたら良いのか?ATカーニー社によると、他とは違った引き寄せの方法があるという。
例えば、店舗内のデジタルのお試し画像を利用したり、顔の特徴などから自動的に商品を勧められる機能があるアプリ、ビューティコミュニティーサイトを利用、レビュー比較サイト、郵送料を無料にしたお試しフリーサンプルなどで商品をアピールすることもできる。
コンサルティング会社では分析するにあたり、オンラインの化粧品、ビューティケア商品の消費者の特徴を5つのカテゴリーに分けている。

  1. Fashionaistas (ファッション関係者)
  2. Beauty Junkies (ビューティ商品が好きなグループ)
  3. Natural Cosmetic Lovers(自然派化粧品が好きなグループ)
  4. Health Focused Shoppers(健康商品志向のグループ)
  5. Classic Beauty Shoppers(従来のビューティ商品が好きなグループ)

 

図表

上のグラフから分かるよう、特にファッション関連、ビューティ商品が好きなグループに関しては月に平均€50-60を消費、新ブランド、新製品を試したいグループだと分かる。さらに、ビューティ商品が好きなグループは、商品を早く受け取りたいと要求も多い事が分かる。 
自然派志向も幅広い年齢層で28歳から55歳のグループは、新商品にも興味があり、試してみたい考えていることが分かる。納品は平均して1週間以内が理想的である。

 

4.ヨーロッパで人気のある化粧品ビューティ商品のサイト

リサーチでは、化粧品、ビューティケア商品をイギリス、フランス、ドイツで販売しているウェブサイトを比較し、オンラインショッピングで最も人気あるサイトの1位はAmazonでイギリスのオンライン消費者の22%、ドイツの25%、さらにフランスでは、Amazonは17%で第2位で1位はYvesroocherである。さらに Douglas, Rossmann、ドイツの dm やイギリスのBootsなども人気である。
分析の結果で分かったことは、各国によって消費者の志向が違うという事、例えば、イギリスのビューティ商品消費者は、キャンペーンや特別セールは、ディスカウントよりも注目されている、さらに、フランスとドイツでは、キャンペーンというよりも、店舗より価格がいかに安いかという点が重要らしい。
さらにイギリスやフランスと比べてドイツ人は、オンラインで新製品の情報を見たり、レビューをチェック、新しいメイクのアイデアなどを研究する傾向があるそうだ。フランス人はそれほどこだわりはなく、特に商品の到着が早い方が人気があるらしい。

 

まとめ

ヨーロッパの消費者は、特にビューティ商品に関心が高いグループは、新製品やユニークな商品を求めていることが分かる。価格も大切であるが、消費者のレビューや、新しいメーキャップのアイデアなどを探求している。
ユニークな商品、日本独自の素材を使った化粧品やヘアケア商品などは、ヨーロッパに滞在する邦人アジア人(特に中国人)の増加に伴い、求められているのでチャンスは限りなくあると思われる。 
直送する場合、納期が問題であるが、オランダを拠点になどにディストリビューターを利用して配送することは可能である。オランダに関するビジネス、起業などの問い合わせはT’s Expert Hollandが窓口となって、情報提供、現地サポートを行っている。 

http://tscompanyholland.wix.com/expatsupport

関連する記事

越境EC 韓国の集客ポイントは? 先週2月9日から、4年に一度の”冬の祭典”冬季オリンピックが、韓国、平昌で開幕した。 日本人選手のメダルラッシュが伝えられる中、今回の入場式では、選手団のスマートフォンでの撮影シーンが目立っていた。 これは、韓国Samsung Galaxyが、IOCと共同で出場選手や大会関係者全員に4,0...
オランダでEcommerceWikiがスタート EcommerceWikiをご存じでしょうか? オランダでは数社の企業がこのEcommerceWikiをスタート。これは、専門家が世界中で集めたEコマースに関する話題や情報が満載。Eコマースのプラットフォームやソーシャルメディアの使い方、宣伝広告、販売など注目のサイトである。 Ecomme...
中国を代表するSNS WeChatとWeiboとは? 中国は独特のインターネット環境になっており、GoogleやFacebook、Twitter、LINEなどに対するアクセス制限がかかっていて、 使用することができない。世界の多くの人が利用しているSNSサービスも中国政府の検閲によりアクセスができないという現実がある。例えば、中国のユーザーに向け、...
フランスの越境EC、Eコマース事情 先週5月12日、フランスはパリでテロと思われる事件が、さらに、インドネシアでも「イスラム国」系の犯行と思われる事件があった。痛ましい限りだが、フランスでは今、結束してテロ撲滅とテロに屈することのなく、戦う姿勢を内外に示している。 フランスといえば、観光立国でもある。インバウンドでは年間観光...
中国ECの巨頭、天猫や京東を超えた越境EC コアラとは?... eMarketer社によると、2017年中国国内 EC売上高は約11,153 億米ドル(約122兆円)(対前年比 35.1%増)であり、中国BtoCの市場は、国内の景気減退とは裏腹に大きな成長を遂げている。 さらに、越境ECも拡大が続いており、中国の昨年の越境EC市場規模は、1,002 億米...
イギリスのトップEコマース500社 Internet Retailing社は最新のイギリスのトップEコマース500社を発表、イギリスでは、AO, Argos, Holland & Barrett, Topshop やNext などが最大手となる。 この毎年実施されるランキングは今年で3回目で、特にクロスボーダーや様々な...

タグ: ,

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

今なら海外展開の為の成功BOOKを無料ダウンロードできます。是非この機会にお読みください。