ネットビジネスをしていくにおいて、マーケティングや戦略は必須だが、また、販売心理学を上手に利用し、自分の商品を購入してもらう方法もある。そうすると訪問者が商品を購入する確率もあがり、リピーターも増え、成約率が上がるとう仕組み。
ザイオンス効果(単純接触効果)とは、人は誰でも、会ったり話したりする接触回数が多ければ多いほど、その相手に好意を持つという心理効果である。このザイオンス効果については、営業活動やセールスでも、広く使われているが、ネットビジネスでも使うことができる。
たとえば、何度もサイトに訪問してくれる人は、回数が増えるごとにあなたに好意を持ち、好意的な状態になると、物も買ってくれやすくなる。いかにサイトに何度も訪問してくれるリピーターを増やすかが、非常に大切なことであること。初めて訪問してくれた人よりも、何度も訪問してくれる人の方が、より高い確率で、商品を買ってくれる。そして、リピーターを増やすために、有用なコンテンツを膨大にアップしていく必要があるいうこと。
カクテルパーティー効果とは、心理学者のチェリーによって提唱された効果であり、人間は、多くの情報の中で、自分に必要な情報のみを選択的に受け取り、それ以外の情報はシャットアウトするというもの。 このカクテルパーティー効果をネットビジネスで使うポイントは、WEBサイトを構築を相手を呼びかけるようにカテゴリー分けすると良い。
たとえば、食に関するWEBサイトであれば、「イタリアン好きな人はこちら」とか、「和食好きな人はこちら」とか、トップページの段階から、きちんとカテゴリー分けしてあげると効果があるいうこと。カクテルパーティー効果により、「イタリアン好きな人はこちら」という見出しに、好きな人は自分の事だ!と反応し、選択的にそのカテゴリーに注意が行って、クリックしてしまう。
そして、そのカテゴリーに、しっかりした情報を書いておくこと、ポイントは、WEBサイトの訪問者に直接語りかける見出しを付けること。カクテルパーティー効果とは、呼びかけると選択的に集中してくれる効果であり、WEBサイトでも、訪問者に呼びかける見出しをトップページに作ると効果があるということである。
ツァイガルニック効果は、旧ソビエト連邦の心理学者ツァイガルニックの実験で 実証された効果であり、人間は、完了できなかった課題については、通常よりも記憶されるし、何度も思い出してしまうという心理効果である。例えば、途中でやり残した物事は忘れることができないし、気にかかって仕方がなくなるという心理。
そして、このツァイガルニック効果は、ネットビジネスにも応用でき、実際に、頻繁に使われている心理効果である。たとえば、「○○という方法を使って、私は治りました!」と書いてあれば、「○○」って何?と気になり、それを知りたいがために、商品を買ってしまうということなのである。
このように、あえて、文章を途中で止めてしまい、未完了にすることで、先が読みたくて仕方がない心理状態にしてしまうこと。ネットビジネスをやっているのであれば、ツァイガルニック効果をうまく使って、記事のタイトルを未完了にして、続きを読みたくなるようにさせたり、あえて未完了の文章にして、クリックを促したり、商品のノウハウや効果、内容をあえて中途半端に公開して、商品を買いたくなるように仕向けたりできるということなのである。
ツァイガルニック効果は、非常に効果がある心理効果なので上手く使ってみると効果がある。
バンドワゴンとは、すでに周囲から高い評価をもらっているものには、大きな安心感があるために、自分も手に入れたいと思うようになる心理効果。「バンドワゴン」とは、行列の先頭の楽隊車のことで、「バンドワゴンに乗る」とは、時流に乗ること。たとえば、いつも行列ができているお店があると「行列=みんなから高く評価されている」と受け止められ、バンドワゴン効果により、行列ができているお店には、さらに行列ができるようになる。
また、「どんな店?」という興味も湧くので、つい、自分も行列に加わりたくなる。つまり、すでに高く評価されている物やサービスは、自分も手に入れたくなるのは、バンドワゴン効果でこの効果は、もちろん、ネットビジネスでは頻繁に使われている。インターネットでショッピングしている時に、レビューとか、購入した人の評価がたくさん載せられているサイトがある。
アマゾンとか楽天など、レビューや評価は非常にしっかりと表示されるようになっています。実は、これは、バンドワゴン効果を使っていて、レビューや評価を表示することによって、売り上げ効果がある。商品を紹介するのなら、購入者の評価やレビュー、体験談をたくさん掲載すると効果がある。
そして購入してくれた人から、感想や評価をもらえる仕組みを作っておく必要がある。メールを送り、レビューを書いてもらったり、また、感想や評価を手軽に送れるフォームを設置するのも大変効果的だ。さらに、「一番人気商品!」など、高く評価されていることを強調するフレーズを多用すると良い。
評価されているサイトであるということが、すぐに分かって、バンドワゴン効果が働くからだ。このように、ネットビジネスでも、バンドワゴン効果をうまく使うことで、訪問者の安心感を引き出したり、商品を買ってもらいやすくすることができる。
これらの心理学は、既にウェブサイトでは頻繁に使われているものであるが、これを上手に利用したウェブサイトを構築することによって、自然と消費者が訪問し、リピーターとなり、ショップの商品を購入してくれるようになる。そしてその商品が良ければ、レビューも増えてさらに倍の効果が生まれる。
SEO対策だけでなく、このような販売心理学を学び活用する。もしくは専門家に仕組みづくりをしてもらうことで、ネット上では、何倍もの売り上げ効果が期待される。どれも消費者へ安心感をもたらすことが重要ポイントで、この製品、この会社のサービスなら大丈夫だと思える内容のコンテンツをしっかり書くこと。
さらに、語り掛けるようなタイトル、消費者の興味をそそるようなカテゴリーの設定がカギとなる。